2022年12月10日
最新最強のグロック BATON Airsoft【BG-17 CO2】GLOCK17 Gen.5完全再現 先行レビュー
皆さんこんばんは!
今回はタゲわんYouTube連動の新製品ガンレビュー!
話題のBATON Airsoft
【BG-17 CO2】
GLOCK17 Gen.5再現のCO2GBB
をお送りします!
2023年1月中旬発売予定の新製品となりますが、
今回は先駆けて先行レビューとして、
BATON Airsoft様より特別にサンプル品を
お借りしました。
BATON AIRSOFT公式通販サイトでは現在
予約絶賛受付中との事です。
メーカー通販サイトはこちら
https://www.gunsmithbaton.com/products/detail/3814
欧米を中心に、ミリタリー&ローエンフォースメント系で
多数採用され絶大なシェアを誇るGLOCKハンドガンは
もはや説明の必要もないかと思いますが、
1980年代の初代モデル登場以来、幾度かマイナーチェンジを
重ねて、現在実物は「Generation 5=Gen.5(第5世代)」が
最新型となります。(皆さんご存知)
日本で現在入手可能なGLOCK Gen.5トイガンは、
UMAREXやWEの物(メタルスライド)がありますが、
今回BATON AIRSOFTからリリースされるGen.5は、
(ライセンスの関係で製品名にGLOCKは入ってないですが)
どのサバゲ―フィールドでも安心して使える
「樹脂スライド」
なおかつ寒さに強い「CO2」パワーソースの
経済産業省認可の製造組合
『 JASG 日本エアースポーツガン振興協同組合 』
認定ガスブローバックガンとなります。
【製品概要】
メーカー希望小売価格 ¥29,480(税込)
全長:200mm
重量:703g(ボンベ付きマガジン込み)
装弾数:24発(カタログ値 6mm BB弾)
パワーソース:CO2 12g カートリッジ
材質:スライド&フレーム 樹脂製 アウターバレル 金属製
興味が無い方からすれば、どのバリエーションも
「どれも同じじゃないですか!?」(BY 中川)
という印象かと思いますが(笑)
実はより使いやすいように各部が細かくアップデートされたGen.5。
まずは違いを見ていきましょう。
Gen.4との違いは、まずスライド先端部分が従来のG26のように
角が丸められたスナッグフリーなフォルム。
スライド側面のGen.5刻印も可能な限り再現されていますね。
上から見ると、角がとれた形状がよくわかりますね。
下から見ても、Gen.5はダストカバー先端が丸められています。
実銃のシリアルナンバープレート、マルイGen.4では
マニュアルセイフティーとなってます。
BG-17は無地のプレートで、レイル溝の部分に
BATONシリアルナンバーとJASG認定の刻印があります。
実物だと何種類かバリエーションがあるようですが、
今回のBG-17はスライド側面前部にもセレーションが刻まれた
「FS=フロントセレーション」と呼ばれるモデル。
現在GLOCK USAの公式サイトに掲載されているGen.5も
これと同仕様となります。
GLOCK USA 公式サイト
https://us.glock.com/en/pistols/g17-gen5-mos-fs
このセレーション、スライドにドットサイトを載せている場合は
前のほうを掴めてコッキングし易いんですよね!
Gen.5のスライド右側。
チャンバーを含めてプループマーク等も再現。
これまでのBATON CO2ガンは無刻印が多かったのですが、
このモデルは再現度も高くてリアルな雰囲気。
ちなみにGLOCKのロゴマークは、一部が切れていて、
雰囲気を再現しつつ完全に実銃と同じではないので、
ギリギリ版権を回避しているという事です。
マズルフェイス。
結構印象が変わりますよね。
Gen.5は角が丸いため少しスリムに見えます。
リコイルスプリング&ガイドは両方ともラージヘッドの
ダブルスプリングタイプ。
BATON CO2ガンによくある、アウターバレルマズル内の
アタッチメント用スレッドは無く、ライフリングに似せた
モールドが再現されています。
BG-17はCO2の負荷に耐える為、リコイルスプリングも
テンションが強めで、ブローバックの衝撃を緩和する為の
バッファーもあります。
ちなみにスライドは法令順守の樹脂製ですが、
アウターバレルが金属製なのでコッキング時に
「チャキッ!」と小気味良い金属音がします。
(萌えポイント)
HOP調整ダイアルはマルイ旧グロックと同じく、
インナーバレル基部、チャンバーカバー下面にあり。
調整幅も広めで弾道も素直です。
Gen.5は左手でも操作しやすいアンビスライドストップを装備。
スライド内部の金属ブリーチと嚙み合う
削れ防止の構造。
ブローバックシリンダー(ローディングノズル)は
MOSスライドに対応した全高の低い独自の形状。
スライド分解方法は通常のグロックと同じ、
内部を見るとアンビスライドストップ以外は
マルイ旧グロックの「G18C」に近い構成。
インナーハンマーのサポートローラーも
真円形ではないマルイG18タイプとなっています。
外装レビューに戻ります。
グリップのテクスチャーはGen.4と同じタイプですが、
グリップ前面のフィンガーチャンネルが廃され、Gen.3以前よりも
若干ナローでスリム化された形状と相まって、
フィット感のあるグリッピングを実現しています。
(BG-17も実際に握ると、スリムで手によくフィットします。)
ちなみに実銃ではGen.4と同じく、手の大きさに合わせて
交換可能なバックストラップが装着可能。
BG-17には付属していない様なので、試しにマルイ
G17 Gen.4のバックストラップをあてがってみましたが、
微妙な形状の違いでピッタリ装着は不可能でした
(干渉部分を削ればいけるかも?)
マガジンボトムはGen.5が先端の丸まった形。
CO2専用マガジンは装弾数25発。
カタログ値は24発とありました。
これは、フルロードするとローディングノズルに
負荷がかかって消耗を早めたり、
作動不良の原因となる事があるため、
24発での運用が推奨との事でした。
一般的な12g CO2カートリッジを内蔵しますが、
JASGもしくはPUFF DINO製品をお使いくださいとの事です。
( ※ 他ブランド CO2 カートリッジは非対応・保証対象外 との事)
信頼性の高いTANIO KOBAバルブ(特許取得済)を搭載。
ちなみにマガジンベースプレートはマルイグロック用の
各種バンパーが装着可能です。
Gen.5グリップのマガジン挿入口はファンネル(じょうご)状に
広がっていて、Gen.4から採用の後ろに延長された
マガジンキャッチと相まって、より素早いリロードが可能。
ちなみにBG-17も実物同様、マガジンキャッチを左右入れ替え
可能との事です。
サイトピクチャーはGLOCKお馴染みのホワイトドット
フロントサイト&コの字型ライン入りリアサイト。
(Gen.4の方はカスタムサイトに交換してあります。)
トリガーはGLOCKお馴染みのトリガーセイフティー付きで
遊びが長い感覚ですが、シアーに掛かってからのレットオフが
比較的切れがよく、引き切りでトリガーが止まります。
リセットの間隔も短いので、感覚を掴めばかなりの
連射も可能。
ちなみにコッキング時、トリガーセイフティーを前にせり出させて
ロックするとマニュアルセイフティーとなってトリガーが
引けなくなります。
そしてマニアックなポイント。
Gen.4はトリガーピン&ロッキングブロックピンの2ピン、
分解レバーとトリガーピンの間隔が長いのに対して、
Gen.5はトリガーピンのみの1ピン、
分解レバーとトリガーピンの間隔が短くなっています。
分解レバー&トリガーピンのレイアウトは、G19に合わせた仕様で、
米軍のMHS(モジュラー・ハンドガン・システム)トライアルの際、
アンビスライドストップと併せてスライド、フレーム等に
互換性を持たせる為の規格共通化によるデザインとなります。
これによりG19スライドにG17グリップ長をもつ
「G19M(G45)」や、G17サイズグリップ長を持つフレームに
状況に合わせてフルサイズとコンパクトのスライドを載せ替え可能な
「G47」等、汎用性の高いモデルバリエーションが
展開されています。
BATON BG-17シリーズも実銃同様にバリエーション展開を
期待しちゃいますよね。
そしてこのモデル最大の特徴の一つが、実物の
「MOS=モジュラー・オプティック・システム」を
完全再現しているところ。
ここ数年トレンドの、スライド上部にドットサイトを直に搭載できる
仕様になります。
その有用性から現在では特殊部隊のみならず
アメリカの一般ポリスオフィサーに至るまで、ドットサイト搭載の
ハンドガン普及が進んでいるようです。
スライド上部後端のカバー(金属製)を外してMOSプレートと呼ばれる
ドットサイトのベースプレートを装着。
BG-17には各種サイトに合わせた4種類のMOSプレートが付属。
ちなみにプレート自体のデザインも実物を再現との事。
01:Doctorピッチ
(Doctor、Vortex、Vector Optics、SURE HIT MRS 等)
02:Trijiconピッチ(Trijicon、Holosun 等)
03:C-Moreピッチ(C-More 等)
04:Leupoldピッチ(Leupold 等)
※上記対応表は実ダットサイトのピッチでレプリカによっては
合わない場合があります。
※取付ネジはM3で実ダットサイトと異なる場合があります。
※太字はBATON AIRSOFT公式ページより抜粋。
RMRタイプドットサイトを搭載。
実物ではこの組み合わせをよく見るので、見た目は
一番それっぽいかも!?
でもBG-17はCO2の鋭いリコイルがくるので、
安価なレプリカドットサイトだと壊れちゃいそうですね
C-MOREはRTS-2や国内版XT-6規格のはずですが、
ネジピッチや位置は合うものの、XT-6だと
ドットサイト全長がスライドの切り欠き部分より長く、
そのままでは搭載出来ませんでした
XT-6を載せたい場合はスライドの干渉部分を少し
削る必要があるようです。
01プレートはDoctor規格の他のドットサイトも搭載可能、
今回は高い耐久性と視認性ながら低価格で人気の
Vector Optics Frenzy 1x17x24を載せてみました。
MOSプレートの形状等も含めてとてもリアルな外観です。
やっぱりリアサイトの前に、低くドットサイトを搭載出来ると
レイアウト的にも一番カッコいいですね!(主観)
ダストカバーレイルに装着可能なライトと合わせると、
一気にタクティカル感倍増!
余談ですが、米陸軍特殊部隊の一部では現在、
GLOCK17 Gen.5にLeupold DELTA POINTと
Surefire X300V等を装備したモデルを
サイドアームにて使用しているとの事で、
特殊部隊ファンの方にはたまらないセットアップを
再現出来ますね!
有名ガンライター、研究家 Jien様のツイートより
リアルサイズなので、素の状態で実物GLOCK17用
ホルスターに収納可能。
当店人気の販売品 GHOST CIVILIAN HOLSTER
当店通販サイトはこちら
https://shop.target-1.com/items/65535036
X300系装着状態でも対応ホルスターに収納できます。
【FMA】GLOCK用 SF X300タイプ対応
ライトベアリングホルスター
当店通販サイトはこちら
https://shop.target-1.com/items/66320065
そしてBG-17はCO2によるパワフルブローバックが持ち味なので、
ドットサイト搭載で重量の増したスライドでも
お構いなしでビシビシ作動します。
リコイルはBATON BS-H.O.S.T等の強烈な感じというより、
鋭く俊敏な感触。
それでもリキッドチャージより強く、小気味良い射撃感を
体験できます。
アキュラシーや作動性能も、サバイバルゲームやシューティングマッチで
十分通用するパフォーマンスを発揮。
そちらは動画で余すところなくレビューしていますので、
是非ご覧ください!
タゲわんYouTubeチャンネル
BATON AIRSOFT 【BG-17 CO2 GBB】先行レビュー
なお動画内でも触れていますが、文句の付け所のない
スペックの中で唯一気になった点が、
1本のボンベ&マガジンで連続射撃時の、作動のヘタりが
他のBATON CO2機種に比べて少し早いところ。
気温の低い中で連続連射という過酷な撃ち方でしたが、
ボンベ満タン状態の1マガジン25連射は軽快に撃てるものの、
同じマガジンで2巡目(50発)のラストあたりで、
撃ち切りでもホールドオープンしなくなったり、
3巡目(75発)の途中くらいでガス圧低下、
スライド後退量不足による給弾不良が起きたりと、
少々スタミナがないのが気掛かりでした。
他のBATON CO2 BS-H.O.S.T等はより強い反動にも
関わらず、1本のマガジンで3マガジン分(84発)くらいは
連射しても十分追随して作動、撃ち切りで
ホールドオープンします。
BATON Airsoft BS-H.O.S.T CO2 レビュー
BATON AIRSOFTの担当者様に直接お伺いしたところ、
BG-17のマガジンはリアルな外寸を優先したため、
バンパー等で延長された同社他CO2機種マガジンより
ガスの気化スペースが狭く、1本のマガジンで
過酷な連続射撃の場合に他機種より冷えやすい仕様との事でした。
動画内ではテストの為、寒い中敢えて1本のマガジンを
連続射撃していますが、スペアマガジンを複数用意した
通常射撃ならばさほどデメリットは感じにくいかなと
思います。
本体性能は申し分ないので、将来的にはTTIタイプの
マグベースが付いた形状で、ガス気化スペースを
十分に確保したセミロングマガジン等も
オプションで発売されるとさらに嬉しいかも!?
※この写真はBG-17に市販のマルイグロック用TTIタイプ
マグベースを装着してます。(ピッタリフィット)
総評としては従来のBATON製CO2 GBBの中でも
トップクラスの外観の再現性、近距離から遠距離まで
素直な弾道による高い集弾性能、
実銃を忠実に再現したMOSによる拡張性、
そしてなんといっても実物でもエアソフトでも鉄板人気の
GLOCKシリーズ最新世代「GEN.5」を
冬でもビシビシ動くCO2,法令順守の樹脂スライドモデルにて
再現という事で、GLOCKファンはマストバイな
アイテムではないでしょうか!?
※今回お借りしたモデルは先行サンプル品なので、
販売品とは異なる場合があります。
予めご了承ください。
そして先日11月末に開催された今年最後のエアガン
スピードシューティングマッチ
トイガン振興社団法人JTSA主催
「LIMITED2022」において、
京都の有名シューター、さわだ ぷっちょ様がこの
BATON BG-17 CO2試作サンプルを使用して、
ジャケット着用状態からガンを素早く抜き撃つ
「CC=コンシールドキャリークラス」で
堂々の部門2位を獲得されました。
おめでとうございました!
直前にBATON Airsoft様より新製品の試作を
マッチで使ってみませんか?とご連絡があったそうですが、
慣れない新製品のガンで部門2位という見事な結果を
残されたさわだ様の腕前もさることながら、
シューティングマッチというガンを極限状態で撃つ
過酷な環境において、しっかり試合を撃ち切って
シューターに応えたこのBG-17のポテンシャルも
プループされたのではないかと思います。
レビュー担当スタッフもシューティングマッチやサバゲーで
いつもGLOCKを愛用しているので、
このBG-17が正式発売された暁にはぜひ私物で
購入して使い倒したいと思います!
今回、発売に先駆けて先行レビュー用にサンプルを
お貸出し頂きましたBATON AIRSOFT様
有難うございました!
レビューしつつも話題の新製品を堪能させて頂きました。
こちらの先行サンプルモデルは
当新宿店にて展示中です!
試射OKとなりますので、
発売前に実機を触ってみたい!
…という方、お気軽にスタッフまで
お申し出ください!
…という事でGLOCK愛が思わず駄々洩れの
冗長なレビューとなりましたが、次回のブログ、タゲわん
YouTubeもお楽しみに♪
今回はタゲわんYouTube連動の新製品ガンレビュー!
話題のBATON Airsoft
【BG-17 CO2】
GLOCK17 Gen.5再現のCO2GBB
をお送りします!
2023年1月中旬発売予定の新製品となりますが、
今回は先駆けて先行レビューとして、
BATON Airsoft様より特別にサンプル品を
お借りしました。
BATON AIRSOFT公式通販サイトでは現在
予約絶賛受付中との事です。
メーカー通販サイトはこちら
https://www.gunsmithbaton.com/products/detail/3814
欧米を中心に、ミリタリー&ローエンフォースメント系で
多数採用され絶大なシェアを誇るGLOCKハンドガンは
もはや説明の必要もないかと思いますが、
1980年代の初代モデル登場以来、幾度かマイナーチェンジを
重ねて、現在実物は「Generation 5=Gen.5(第5世代)」が
最新型となります。(皆さんご存知)
日本で現在入手可能なGLOCK Gen.5トイガンは、
UMAREXやWEの物(メタルスライド)がありますが、
今回BATON AIRSOFTからリリースされるGen.5は、
(ライセンスの関係で製品名にGLOCKは入ってないですが)
どのサバゲ―フィールドでも安心して使える
「樹脂スライド」
なおかつ寒さに強い「CO2」パワーソースの
経済産業省認可の製造組合
『 JASG 日本エアースポーツガン振興協同組合 』
認定ガスブローバックガンとなります。
【製品概要】
メーカー希望小売価格 ¥29,480(税込)
全長:200mm
重量:703g(ボンベ付きマガジン込み)
装弾数:24発(カタログ値 6mm BB弾)
パワーソース:CO2 12g カートリッジ
材質:スライド&フレーム 樹脂製 アウターバレル 金属製
興味が無い方からすれば、どのバリエーションも
「どれも同じじゃないですか!?」(BY 中川)
という印象かと思いますが(笑)
実はより使いやすいように各部が細かくアップデートされたGen.5。
まずは違いを見ていきましょう。
Gen.4との違いは、まずスライド先端部分が従来のG26のように
角が丸められたスナッグフリーなフォルム。
スライド側面のGen.5刻印も可能な限り再現されていますね。
上から見ると、角がとれた形状がよくわかりますね。
下から見ても、Gen.5はダストカバー先端が丸められています。
実銃のシリアルナンバープレート、マルイGen.4では
マニュアルセイフティーとなってます。
BG-17は無地のプレートで、レイル溝の部分に
BATONシリアルナンバーとJASG認定の刻印があります。
実物だと何種類かバリエーションがあるようですが、
今回のBG-17はスライド側面前部にもセレーションが刻まれた
「FS=フロントセレーション」と呼ばれるモデル。
現在GLOCK USAの公式サイトに掲載されているGen.5も
これと同仕様となります。
GLOCK USA 公式サイト
https://us.glock.com/en/pistols/g17-gen5-mos-fs
このセレーション、スライドにドットサイトを載せている場合は
前のほうを掴めてコッキングし易いんですよね!
Gen.5のスライド右側。
チャンバーを含めてプループマーク等も再現。
これまでのBATON CO2ガンは無刻印が多かったのですが、
このモデルは再現度も高くてリアルな雰囲気。
ちなみにGLOCKのロゴマークは、一部が切れていて、
雰囲気を再現しつつ完全に実銃と同じではないので、
ギリギリ版権を回避しているという事です。
マズルフェイス。
結構印象が変わりますよね。
Gen.5は角が丸いため少しスリムに見えます。
リコイルスプリング&ガイドは両方ともラージヘッドの
ダブルスプリングタイプ。
BATON CO2ガンによくある、アウターバレルマズル内の
アタッチメント用スレッドは無く、ライフリングに似せた
モールドが再現されています。
BG-17はCO2の負荷に耐える為、リコイルスプリングも
テンションが強めで、ブローバックの衝撃を緩和する為の
バッファーもあります。
ちなみにスライドは法令順守の樹脂製ですが、
アウターバレルが金属製なのでコッキング時に
「チャキッ!」と小気味良い金属音がします。
(萌えポイント)
HOP調整ダイアルはマルイ旧グロックと同じく、
インナーバレル基部、チャンバーカバー下面にあり。
調整幅も広めで弾道も素直です。
Gen.5は左手でも操作しやすいアンビスライドストップを装備。
スライド内部の金属ブリーチと嚙み合う
削れ防止の構造。
ブローバックシリンダー(ローディングノズル)は
MOSスライドに対応した全高の低い独自の形状。
スライド分解方法は通常のグロックと同じ、
内部を見るとアンビスライドストップ以外は
マルイ旧グロックの「G18C」に近い構成。
インナーハンマーのサポートローラーも
真円形ではないマルイG18タイプとなっています。
外装レビューに戻ります。
グリップのテクスチャーはGen.4と同じタイプですが、
グリップ前面のフィンガーチャンネルが廃され、Gen.3以前よりも
若干ナローでスリム化された形状と相まって、
フィット感のあるグリッピングを実現しています。
(BG-17も実際に握ると、スリムで手によくフィットします。)
ちなみに実銃ではGen.4と同じく、手の大きさに合わせて
交換可能なバックストラップが装着可能。
BG-17には付属していない様なので、試しにマルイ
G17 Gen.4のバックストラップをあてがってみましたが、
微妙な形状の違いでピッタリ装着は不可能でした
(干渉部分を削ればいけるかも?)
マガジンボトムはGen.5が先端の丸まった形。
CO2専用マガジンは装弾数25発。
カタログ値は24発とありました。
これは、フルロードするとローディングノズルに
負荷がかかって消耗を早めたり、
作動不良の原因となる事があるため、
24発での運用が推奨との事でした。
一般的な12g CO2カートリッジを内蔵しますが、
JASGもしくはPUFF DINO製品をお使いくださいとの事です。
( ※ 他ブランド CO2 カートリッジは非対応・保証対象外 との事)
信頼性の高いTANIO KOBAバルブ(特許取得済)を搭載。
ちなみにマガジンベースプレートはマルイグロック用の
各種バンパーが装着可能です。
Gen.5グリップのマガジン挿入口はファンネル(じょうご)状に
広がっていて、Gen.4から採用の後ろに延長された
マガジンキャッチと相まって、より素早いリロードが可能。
ちなみにBG-17も実物同様、マガジンキャッチを左右入れ替え
可能との事です。
サイトピクチャーはGLOCKお馴染みのホワイトドット
フロントサイト&コの字型ライン入りリアサイト。
(Gen.4の方はカスタムサイトに交換してあります。)
トリガーはGLOCKお馴染みのトリガーセイフティー付きで
遊びが長い感覚ですが、シアーに掛かってからのレットオフが
比較的切れがよく、引き切りでトリガーが止まります。
リセットの間隔も短いので、感覚を掴めばかなりの
連射も可能。
ちなみにコッキング時、トリガーセイフティーを前にせり出させて
ロックするとマニュアルセイフティーとなってトリガーが
引けなくなります。
そしてマニアックなポイント。
Gen.4はトリガーピン&ロッキングブロックピンの2ピン、
分解レバーとトリガーピンの間隔が長いのに対して、
Gen.5はトリガーピンのみの1ピン、
分解レバーとトリガーピンの間隔が短くなっています。
分解レバー&トリガーピンのレイアウトは、G19に合わせた仕様で、
米軍のMHS(モジュラー・ハンドガン・システム)トライアルの際、
アンビスライドストップと併せてスライド、フレーム等に
互換性を持たせる為の規格共通化によるデザインとなります。
これによりG19スライドにG17グリップ長をもつ
「G19M(G45)」や、G17サイズグリップ長を持つフレームに
状況に合わせてフルサイズとコンパクトのスライドを載せ替え可能な
「G47」等、汎用性の高いモデルバリエーションが
展開されています。
BATON BG-17シリーズも実銃同様にバリエーション展開を
期待しちゃいますよね。
そしてこのモデル最大の特徴の一つが、実物の
「MOS=モジュラー・オプティック・システム」を
完全再現しているところ。
ここ数年トレンドの、スライド上部にドットサイトを直に搭載できる
仕様になります。
その有用性から現在では特殊部隊のみならず
アメリカの一般ポリスオフィサーに至るまで、ドットサイト搭載の
ハンドガン普及が進んでいるようです。
スライド上部後端のカバー(金属製)を外してMOSプレートと呼ばれる
ドットサイトのベースプレートを装着。
BG-17には各種サイトに合わせた4種類のMOSプレートが付属。
ちなみにプレート自体のデザインも実物を再現との事。
01:Doctorピッチ
(Doctor、Vortex、Vector Optics、SURE HIT MRS 等)
02:Trijiconピッチ(Trijicon、Holosun 等)
03:C-Moreピッチ(C-More 等)
04:Leupoldピッチ(Leupold 等)
※上記対応表は実ダットサイトのピッチでレプリカによっては
合わない場合があります。
※取付ネジはM3で実ダットサイトと異なる場合があります。
※太字はBATON AIRSOFT公式ページより抜粋。
RMRタイプドットサイトを搭載。
実物ではこの組み合わせをよく見るので、見た目は
一番それっぽいかも!?
でもBG-17はCO2の鋭いリコイルがくるので、
安価なレプリカドットサイトだと壊れちゃいそうですね
C-MOREはRTS-2や国内版XT-6規格のはずですが、
ネジピッチや位置は合うものの、XT-6だと
ドットサイト全長がスライドの切り欠き部分より長く、
そのままでは搭載出来ませんでした
XT-6を載せたい場合はスライドの干渉部分を少し
削る必要があるようです。
01プレートはDoctor規格の他のドットサイトも搭載可能、
今回は高い耐久性と視認性ながら低価格で人気の
Vector Optics Frenzy 1x17x24を載せてみました。
MOSプレートの形状等も含めてとてもリアルな外観です。
やっぱりリアサイトの前に、低くドットサイトを搭載出来ると
レイアウト的にも一番カッコいいですね!(主観)
ダストカバーレイルに装着可能なライトと合わせると、
一気にタクティカル感倍増!
余談ですが、米陸軍特殊部隊の一部では現在、
GLOCK17 Gen.5にLeupold DELTA POINTと
Surefire X300V等を装備したモデルを
サイドアームにて使用しているとの事で、
特殊部隊ファンの方にはたまらないセットアップを
再現出来ますね!
有名ガンライター、研究家 Jien様のツイートより
フォートブラッグで目撃された米陸軍特殊部隊のG17 Gen 5 MOS。Leupold DPP、Surefire X300V、Dawson Fiber Optic、Taran +6 Base Pad。FDEマグ (.40 S&W) のG22に代わって、CAGとCIFで配備が進んでいるもよう。 https://t.co/2KC6fniQAH pic.twitter.com/7ih3o1mk05
— Jien (@teppoblog) July 19, 2020
リアルサイズなので、素の状態で実物GLOCK17用
ホルスターに収納可能。
当店人気の販売品 GHOST CIVILIAN HOLSTER
当店通販サイトはこちら
https://shop.target-1.com/items/65535036
X300系装着状態でも対応ホルスターに収納できます。
【FMA】GLOCK用 SF X300タイプ対応
ライトベアリングホルスター
当店通販サイトはこちら
https://shop.target-1.com/items/66320065
そしてBG-17はCO2によるパワフルブローバックが持ち味なので、
ドットサイト搭載で重量の増したスライドでも
お構いなしでビシビシ作動します。
リコイルはBATON BS-H.O.S.T等の強烈な感じというより、
鋭く俊敏な感触。
それでもリキッドチャージより強く、小気味良い射撃感を
体験できます。
アキュラシーや作動性能も、サバイバルゲームやシューティングマッチで
十分通用するパフォーマンスを発揮。
そちらは動画で余すところなくレビューしていますので、
是非ご覧ください!
タゲわんYouTubeチャンネル
BATON AIRSOFT 【BG-17 CO2 GBB】先行レビュー
なお動画内でも触れていますが、文句の付け所のない
スペックの中で唯一気になった点が、
1本のボンベ&マガジンで連続射撃時の、作動のヘタりが
他のBATON CO2機種に比べて少し早いところ。
気温の低い中で連続連射という過酷な撃ち方でしたが、
ボンベ満タン状態の1マガジン25連射は軽快に撃てるものの、
同じマガジンで2巡目(50発)のラストあたりで、
撃ち切りでもホールドオープンしなくなったり、
3巡目(75発)の途中くらいでガス圧低下、
スライド後退量不足による給弾不良が起きたりと、
少々スタミナがないのが気掛かりでした。
他のBATON CO2 BS-H.O.S.T等はより強い反動にも
関わらず、1本のマガジンで3マガジン分(84発)くらいは
連射しても十分追随して作動、撃ち切りで
ホールドオープンします。
BATON Airsoft BS-H.O.S.T CO2 レビュー
BATON AIRSOFTの担当者様に直接お伺いしたところ、
BG-17のマガジンはリアルな外寸を優先したため、
バンパー等で延長された同社他CO2機種マガジンより
ガスの気化スペースが狭く、1本のマガジンで
過酷な連続射撃の場合に他機種より冷えやすい仕様との事でした。
動画内ではテストの為、寒い中敢えて1本のマガジンを
連続射撃していますが、スペアマガジンを複数用意した
通常射撃ならばさほどデメリットは感じにくいかなと
思います。
本体性能は申し分ないので、将来的にはTTIタイプの
マグベースが付いた形状で、ガス気化スペースを
十分に確保したセミロングマガジン等も
オプションで発売されるとさらに嬉しいかも!?
※この写真はBG-17に市販のマルイグロック用TTIタイプ
マグベースを装着してます。(ピッタリフィット)
総評としては従来のBATON製CO2 GBBの中でも
トップクラスの外観の再現性、近距離から遠距離まで
素直な弾道による高い集弾性能、
実銃を忠実に再現したMOSによる拡張性、
そしてなんといっても実物でもエアソフトでも鉄板人気の
GLOCKシリーズ最新世代「GEN.5」を
冬でもビシビシ動くCO2,法令順守の樹脂スライドモデルにて
再現という事で、GLOCKファンはマストバイな
アイテムではないでしょうか!?
※今回お借りしたモデルは先行サンプル品なので、
販売品とは異なる場合があります。
予めご了承ください。
そして先日11月末に開催された今年最後のエアガン
スピードシューティングマッチ
トイガン振興社団法人JTSA主催
「LIMITED2022」において、
京都の有名シューター、さわだ ぷっちょ様がこの
BATON BG-17 CO2試作サンプルを使用して、
ジャケット着用状態からガンを素早く抜き撃つ
「CC=コンシールドキャリークラス」で
堂々の部門2位を獲得されました。
おめでとうございました!
直前にBATON Airsoft様より新製品の試作を
マッチで使ってみませんか?とご連絡があったそうですが、
慣れない新製品のガンで部門2位という見事な結果を
残されたさわだ様の腕前もさることながら、
シューティングマッチというガンを極限状態で撃つ
過酷な環境において、しっかり試合を撃ち切って
シューターに応えたこのBG-17のポテンシャルも
プループされたのではないかと思います。
レビュー担当スタッフもシューティングマッチやサバゲーで
いつもGLOCKを愛用しているので、
このBG-17が正式発売された暁にはぜひ私物で
購入して使い倒したいと思います!
今回、発売に先駆けて先行レビュー用にサンプルを
お貸出し頂きましたBATON AIRSOFT様
有難うございました!
レビューしつつも話題の新製品を堪能させて頂きました。
こちらの先行サンプルモデルは
当新宿店にて展示中です!
試射OKとなりますので、
発売前に実機を触ってみたい!
…という方、お気軽にスタッフまで
お申し出ください!
…という事でGLOCK愛が思わず駄々洩れの
冗長なレビューとなりましたが、次回のブログ、タゲわん
YouTubeもお楽しみに♪
EMG JAPAN(KA) TROY Industries SOCC 10.5" AEG-Black
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